司法書士はたけやま法務事務所 > 相続 > 相続放棄と限定承認の違い

相続放棄と限定承認の違い

限定承認と相続放棄はともに相続財産の承継を制限するような制度ですが、内容面でも手続き面でも異なるところがあります。
限定承認とは、相続によって得た財産の限度においてだけ被相続人の債務及び遺贈を弁済する相続形態です(民法922条)。
それに対して、相続放棄とは、相続の開始によって一応生じた相続の効力を相続人が拒絶する行為です(民法938条)。


一般的に、限定承認も相続放棄も被相続人が借金などの債務を負ったまま死亡し、相続人が承継された債務を負わなければならなくなった場合に用いられることが考えられます。しかし、相続財産がプラスかマイナスか疑問の場合は限定承認を、明らかにマイナスの場合は相続放棄をした方がいいと考えられています。内容的にはここに両制度の違いがあります。

 

また、相続放棄をするには相続放棄をする旨を家庭裁判所に申述することでなされます(民法938条)。この点、他の相続人が同意しなければならないということはありません。あくまで個人的に相続放棄をすることができるのです。それに対して、限定承認は共同相続人の全員が共同して行わなければなりません(民法923条)。また、限定承認をするには家庭裁判所に相続財産の目録を作成し、限定承認をする旨を申述しなけばなりません(民法924条)。
総じて、相続放棄が個人でなせるため簡易ですが、限定承認は共同相続人全員のコンセンサスが必要となる点で相対的に困難のように思われます。しかし、相続放棄をしてしまったら被相続人からの財産を承継できないことは確実になります。被相続人の愛車など思い入れのある遺産を棄てないチャンスを限定承認は秘めていることになります。

 

相続でお困りの際には、司法書士はたけやま法務事務所にご相談ください。当事務所は、埼玉県さいたま市、川口市、上尾市、越谷市を中心にご相談を承っております。

相続の他にも、不動産登記、会社・法人登記、債務整理など様々な業務を取り扱っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

当事務所が提供する基礎知識

よく検索されるキーワード

司法書士紹介

畠山司法書士

債務整理、相続のご相談、不動産登記、企業法務などでお役に立ちます。

司法書士はサービス業であると認識し、親切で丁寧な対応、分かりやすいご説明を心掛けております。

一人で悩まずお気軽にご相談ください。

司法書士
畠山 勇輔(はたけやま ゆうすけ)
所属
  • 埼玉司法書士会所属登録番号:第1241号
  • 簡裁訴訟代理等関係業務認定番号:第601557号

事務所概要

名称 司法書士はたけやま法務事務所
代表者 畠山 勇輔(はたけやま ゆうすけ)
所在地 〒330-0846 埼玉県さいたま市大宮区大門町3-22-3 三協大門町ビル4F
TEL・FAX フリーダイヤル:0120-345-316 / TEL:048-782-7238 / FAX:048-782-7239
対応時間 平日 10:00~19:00 (事前予約で時間外も対応可能)
定休日 土・日・祝 (事前予約で休日も対応可能)