相続人 範囲
- 相続放棄と限定承認の違い
限定承認とは、相続によって得た財産の限度においてだけ被相続人の債務及び遺贈を弁済する相続形態です(民法922条)。それに対して、相続放棄とは、相続の開始によって一応生じた相続の効力を相続人が拒絶する行為です(民法938条)。一般的に、限定承認も相続放棄も被相続人が借金などの債務を負ったまま死亡し、相続人が承継され...
- 相続放棄を行うには
相続放棄とは、相続の開始によって一応生じた相続の効力を相続人が拒絶することです。まさに読んで字の如くという感じですね。相続放棄はどういう場合になされるかというと、例えば被相続人が借金をしていたりして債務を負っており、相続財産が明らかにマイナスの場合には相続放棄がなされることが多いようです。相続放棄をしようとするに...
- 預貯金を相続する場合の手続き(凍結口座の解除方法)
正確にいうと、相続人の誰かが銀行に連絡した時点で、被相続人名義の銀行口座は凍結されます。そこで、まず相続人は銀行に出向く必要があります。しかしながら、ただ出向くだけでは銀行は預貯金の凍結を解除するとは考え難いです。というのは、銀行が負っているのはあくまでも被相続人に対する預貯金債務であり、本当に「相続人と名乗る人...
- 相続登記に必要な書類
相続で被相続人の不動産を承継した際に、所有権の公示として登記が必要になります。もっとも、相続登記といっても、やはり一般的な登記に基づきますから、まずは登記事項証明書(登記簿謄本)が必要になります。簡単にいうと、この書類は当該不動産にどのような権利を誰が有しているかを示すための公の書類です。 一般的な不動産の所有権...
- 相続登記について(不動産を相続した場合の名義変更)
遺産相続の中で、被相続人の財産の中に土地や建物などの不動産も含まれているときには、その不動産を相続した相続人は登記名義を変更する必要があります。より正確にいうと、相続により承継した不動産の登記を自己の名義に変更しなかった場合、第三者がその不動産を何らかの手段で手に入れたときに相続人は自らの所有権を主張することがで...
- 遺産分割協議が必要となる相続のケースとは
遺産分割協議とは、文字通り被相続人の財産・権利を誰が承継するのかを協議で決める遺産分割方法です(民法907条1項)。また、全ての相続人が参加しなければなりません。なぜ協議するのかというと、民法が具体的に誰に何を相続すべきかを記していないからであり、ある意味遺産分割には切り離せない話し合いともいえそうです。というの...
- 遺言書と遺留分の関係
被相続人による遺言書が残されて、そしてその遺言が有効である場合、原則として遺言書が指定する割合・相続人・分割方法で遺産相続がなされます。これは遺言者(被相続人)の財産は遺言者の意思を最大限に尊重した結果の現れであると考えられますが、一定の場合には遺言通りの遺産相続とはならない場合が生じます。どのような場合かと言い...
- 遺言書の種類とそれぞれの効力
遺言書が3種類あるのは被相続人の意思の厳格な尊重を果たすためであるからです。まず自筆証書遺言とは、文字通り遺言者(被相続人)が自筆で書いた遺言書になります。この遺言書が有効となるためには遺言者がその全文・日付・氏名を自筆し、これに印を押す必要があります(民法968条1項)。なお財産目録を遺言書に添付する際には自筆...
- 相続人は誰になるの?法定相続人と順位について
民法は、形式的に相続人を規定しています。被相続人が遺書を残さなかった場合、またはその遺書に何かしらの不備があり無効になったとき、民法の規定に従う必要があります。まず法定相続人は誰なのかということですが、民法の規定を見ると、被相続人の子(887条1項)、親などの被相続人の直系尊属・兄弟姉妹(889条1項)、配偶者(...
- 相続発生から手続き完了までの流れ
この死亡した人のことを被相続人といいます。被相続人が遺言を書いていない場合は被相続人の子・直系尊属(被相続人の親など)・兄弟姉妹・配偶者が法定相続人となります(同法887条1項、889条1項、890条)。相続が開始したとき、相続人が被相続人の財産を承継します(同法896条)。 そもそも法定相続人であるけれども、被...
当事務所が提供する基礎知識
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住宅ローンなど不動産...
まず住宅ローンとは、借主本人が住むための住宅に対する融資のことをいいます。つまり、マイホームを購入した際に、購入代金を支払うために活用するのが住宅ローンです。住宅の購入代金を一時肩代わりしてもらい、後に利息付きで返済しま […]
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相続人の中に認知症の...
親族の誰かが死亡した場合、その死亡時から相続が生じます(民法882条、896条)。相続とは、被相続人(亡くなった方)が死亡した時点で同人に帰属していた一切の権利義務が相続人に包括的に承継されることをいいます。相続が生じた […]
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債務整理手続きにかか...
■任意整理任意整理の手続きが完了するまでには、およそ3ヶ月~6か月程度かかります。任意整理は、債権者へ通知を送り、和解交渉のなかで月の返済額やその方法を調整し、完済を目指す方法です。この方法は、債務整理の中で唯一裁判所を […]
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借金の時効について
借金も契約上の債権ですので、一定期弁済の請求や差押えなどをしていないと消滅時効にかかり、借金も消滅します。消滅時効は、①「権利を行使することができることを知った時」から5年、②「権利を行使することができる時」から10年の […]
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遺言書の検認手続き
遺言書を発見した場合、相続人であっても、勝手に封を開けることは法律上認められておらず(民法1004条)、家庭裁判所で「検認」という手続きを受けなければなりません。 ■検認とは?検認とは、相続人に遺言書の存在・内 […]
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一般的な会社設立・商...
商業登記とは、法務局の商業登記簿に会社の情報を記載する手続きのことをいいます。会社は設立後登記をすることで法人格を得ることができます。そのため、設立登記は最も重要な登記です。登記には、目的や商号、本店及び支店の所在場所、 […]
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- 司法書士
- 畠山 勇輔(はたけやま ゆうすけ)
- 所属
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- 埼玉司法書士会所属登録番号:第1241号
- 簡裁訴訟代理等関係業務認定番号:第601557号
事務所概要
名称 | 司法書士はたけやま法務事務所 |
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代表者 | 畠山 勇輔(はたけやま ゆうすけ) |
所在地 | 〒330-0846 埼玉県さいたま市大宮区大門町3-22-3 三協大門町ビル4F |
TEL・FAX | TEL:050-3628-6873 / FAX:048-782-7239 |
対応時間 | 平日 10:00~19:00 (事前予約で時間外も対応可能) |
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